私は大学院修士課程を修了後、母国に帰国はせず、日本で就職することにしました。
そして、3月から本格的に就職活動を始めて、多くの就活サービスを通して約50社の面接を受けました。
6月まで、面接にいつも落ちていましたが、7月に3社から内定を獲得できました。
留学生としての就職経験やキャリアアドバイザー経験を元に、外国人留学生に向けて就活に関する情報を配信しています。
日本で就活したいけど、インターンシップに参加するべきか分からない…..
日本のインターンシップは母国のインターンシップと違うと聞きました。日本のインターンシップについて詳しく知りたいです。
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日本と海外ではインターンシップ制度が異なります。海外のインターンシップは社員と同じ仕事をし、経験を積むことが多いです。
しかし、日本のインターンシップでは、企業で実際に働くのではなく、現場を見学したり、仕事を体験したりします。
日本で就活を始める時、自分がインターンシップに参加するべきかどうかを決めるため、日本のインターンシップの特徴を把握しましょう。
日本のインターンシップの特徴
特徴①:インターンシップの種類
インターンシップの種類は期間によって以下の3種類に分類されます。
・1dayインターンシップ
・短期インターンシップ
・長期インターンシップ
インターンシップの期間の種類やそれぞれの特徴」を理解して、自分がどんなインターンシップに参加したいのかを決めましょう。
1dayインターンシップは1日で実施するインターンシップのことです。
1dayインターンシップでは、グループディスカッションや企業説明などの内容が多いので、業界や企業について情報を収集できます。
まで、選考がないので、簡単に参加できるので、興味のある企業や業界を選んで参加できます。
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1dayインターンシップに参加することで、業界や企業について情報を得られます。
自分がどんな業界や企業をエントリーすればいいか分からない就活生は1dayインターンシップに参加してみましょう。
短期インターンシップは、新商品開発や新規事業の提案など、企業から出された課題に取り組み、結果発表などの内容が多いです。
インターンシップの期間は2〜5日間、2週間、一ヶ月など、企業によって違います。
短期インターンシップに参加するために、ES、Webテスト、面接などの選考に合格しなければなりません。
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夏インターンシップはプロジェクトやワークショップに参加するタイプのインターンシップが多いです。
大学生3年(大学院1年)の夏休みを利用して、短期インターンシップに参加してみましょう。
長期インターンシップは長期間、従業員として給料を貰って、実際に働くインターンシップのことです。
長期インターンとして、実際に仕事をすることで、仕事内容や働く雰囲気などを深く理解できます。
また、長期インターンシップに参加することで、仕事のスキルやビジネスマナーを身に着けます。
日本企業での働き方、ビジネスマナー、働く雰囲気などを深く理解したい方に、長期インターンシップがオススメです。
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ベンチャー企業やスタートアップ企業が長期インターンシップを受け入れることが多いです。
ベンチャー企業やスタートアップ企業で長期インターンシップとして働くことで、幅広い仕事を経験できます。
特徴②:インターンシップの時期
日本の就活において、大学2年から3年の夏休みや春休みの期間にインターンシップに参加することが多いです。
夏のインターンシップは7月から9月まで期間に、多くの企業が実施するインターンシップのことです。夏のインターンシップをマサーインターンと呼びます。
冬インターンシップは12月から2月までの期間に、実施するインターンシップのことです。
冬インターンシップは年末から春休みにかけての期間に実施されているために、1dayインターンシップが多いのです。
特徴③:インターンシップに参加しなくても、就職できる
インターンシップの特徴③は、インターンシップに参加しなくても、就活できることです。
日本でインターンシップに参加すると、就活に有利になるかもしれません。
しかし、インターンシップに参加することが絶対条件ではありません。
インターンシップに参加しなくても、企業に内定を獲得できます。
インターンシップに参加するメリット
日本でインターンシップに参加しなくても、内定を獲得できます。
しかし、「就活生がなぜインターンシップに参加しているか?」、「インターンシップに参加するメリット」を知りたい学生は多いと思います。
これから、インターンシップに参加するメリットを紹介します。
インターンシップに参加するメリットを3つ紹介します。
メリット①:業界・企業研究ができる
インターンシップに参加するメリットの1つ目は、業界・企業研究に役立つことです。
インターンシップで仕事を体験したり、現場を見学したりするので、業界や企業について深く理解できます。
インターンシップに参加することで、業界・企業研究を行い、自分に合う業界や企業を見つけることができます。
多くの学生は業界・企業研究を行う目的で、インターンシップに参加していると思います。
メリット②:ミスマッチングを避ける
インターンシップに参加するメリットの2つ目は、ミスマッチングを避けることです。
インターンシップに参加することで、業界や企業についてリアルな情報を得られます。
特に、長期インターンシップは、実際に社員と一緒に仕事をするので、仕事内容や社風が自分に合っているかを判断できます。
インターンシップに参加することで、企業が自分に合っているかを確認できます。
メリット③:早期内定に繋げる
インターンシップに参加するメリットの3つ目は、早期内定に繋げることです。
企業は優秀な人材を確保するために、インターンシップに参加した優秀な学生に直接にアプローチします。
インターンシップに参加すれば、書類選考や一次面接などの選考が免除になることがあります。
なので、インターンシップに参加することで、早期内定を獲得できます。
インターンシップに行くべき人の特徴
特徴①:第一志望の企業に入りたい方
第一志望の企業の内定を取りたい方は、その企業のインターンシップに参加するべきだと思います。
インターンシップに参加することで、仕事内容や雰囲気を深く理解し、企業と自分の相性を確認できます。
そして、ESや面接で企業と自分の相性を伝えることで、通過率をアップできます。
また、インターンシップで企業への志望度の高さや自分の強みが評価されて、早期選考の案内をもらうこともあります。
第一志望の企業のインターンシップに参加しましょう。
特徴②:興味のある業界や企業について知りたい方
興味のある業界や企業の情報をより深く知りたい方は、インターンシップに参加するべきです。
インターンシップに参加することで、実際に働いている方に質問をしたり、仕事を体験したりできるので、業界や企業のリアルな情報を得られます。
そこで、興味のある業界や企業の仕事や働き方が自分に合っているかを確認できます。
インターンシップに参加し、興味のある業界や企業について理解することで、志望業界や企業のリストを作られます。
特徴③:外国人として働きやすい企業を探したい方
外国人が働きやすい企業を探したい方は、インターンシップに参加するべきです。
入社後に長期的に働けるために、外国人として働きやすい企業を選ぶことが大事です。
しかし、会社説明会や面接で外国人が働きやすい環境なのかを確認できないことが多いです。
長期インターンシップに参加し、実際に働いてみることで、「外国人として働きやすい環境なのか」や「仕事内容が自分に合っているか」などを確認できます。
インターンシップに行かなかった場合、やるべきこと
やるべきこと①:インターネットや本で業界全体や企業について調べる
インターンシップに参加しなかった場合は、インターネットや本などで業界全体や企業について調べます。
学生は社会人として働いた経験がないので、自分に合う業界や企業をイメージしにくいのです。
就活の軸に合う業界や企業を見つけるために、まず業界全体や企業について情報を収集しましょう。
やるべきこと②:関心のある企業を探す
インターンシップに参加しなかった場合は、関心のある企業を洗い出します。
志望業界をある程度絞りましたら、志望業界の中から興味のある企業を洗い出します。
興味のある企業を書き出し、説明会や選考スケジュールなどを把握します。
興味のある企業をリスト化することで、就活を効率出来に進むことができます。
やるべきこと③:ESの書き方、面接対策などを身につける
インターンシップに参加しなかった場合は、ESの書き方や面接対策などを身に着けます。
就活が本格的に始まると、説明会に参加したり、選考を受けたりするので、ESの書き方や面接対策などを学ぶ余裕がなくなります。
なので、就活が本格的に始まる前に、ESの書き方や面接対策などの就活ノウハウを身に着けておきましょう。
インターンシップを探し方
インターしてみたいけど、どのように企業を探せばいいか分からない
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外国人留学生に向けて、インターンシップの探し方を3つ紹介します。
探し方①:外国人専門のインターンシップサイト
インターンシップの探し方の1つ目は、外国人専門のインターンシップサイトを利用することです。
外国人専門のインターンシップサイトでは、外国人留学生を採用したい企業が集まっています。
外国人専門のインターンシップサイトを利用することで、外国人を積極的に採用している企業と出会いやすいのです。
一方で、外国人専門のインターンシップサイトで登録企業数が少ないです。
なので、外国人専門のインターンシップサイトと日本人が利用するインターンシップサイトをセットで利用することがオススメです。
探し方②:就活サイトに登録する
インターンシップの探し方の2つ目は、就活サイトに登録することです。
リクナビ、マイナビなどの就活サイトでは、インターンシップ募集の情報が大量に掲載されています。
リクナビ、マイナビなどの就活サイトに登録し、インターンシップ募集を収集して申し込みます。
探し方③:逆求人サイトを利用する
インターンシップの探し方の3つ目は、逆求人サイトを利用することです。
逆求人サイトでプロフィールを入力しておくだけで、企業からインターンシップ参加の案内が届きます。
逆求人サイトを利用することで、自分に関心のある企業のインターンシップに参加できます。
インターンシップの選び方
どんなインターンシップに参加すれば、いいか分からない………….
インターンシップの募集が多すぎて、自分に合う企業のインターンシップをどのように選べればいいか分からない………
大量のインターンシップ募集情報からインターンシップ先を選ぶ方法を紹介します。
選び方①:就活の軸で選ぶ
インターンシップの選び方の1つ目は、就活の軸で選ぶことです。
就活の軸を決めている就活生は、就活の軸に合いそうな企業のインターンシップに参加します。
インターンシップに参加することで、仕事内容や働き方をイメージしやすくなります。
インターンシップで就活の軸に合っているかを確認し、本選考を受けるかどうかを決めます。
選び方②:職種で選ぶ
インターンシップの選び方の2つ目は職種で選ぶことです。
インターンシップを探す際、自分がやりたい職種で選びます。
営業職、マーケティング職などの具体的な職種でインターンシップを選ぶことで、その職種の「仕事」を体験したり、働く現場を見学したりできます。
希望職種についてより深く理解し、職種の志望理由を明確にしたい方は、希望職種でインターンシップを選ぶことが一番オススメです。
選び方③:業界で選ぶ
インターンシップの選ぶ方の3つ目は、業界でインターンシップを選ぶことです。
志望業界を絞っている就活生に志望業界からインターンシップ先を探すことがオススメです。
インターンシップで業界や企業について理解できるので、志望業界の仕事内容が自分に合っているかを確認できます。
志望業界や興味のある業界での働き方をイメージするために、インターンシップに参加してみましょう。
選び方④:プロジェクト内容で選ぶ
インターンシップの探し方の4つ目は、プロジェクトの内容で選ぶことです。
企業によって新規事業の計画や新商品の提案、現場見学、企業説明などの内容でインターンシップが実施されています。
インターンシップによって、体験できることや得られる情報が異なります。
特に志望業界や「やりたいこと」がない学生は、インターンシップの内容で選びましょう。
インターンシップに参加する際の注意点
注意点①:参加目的を明確にする
インターンシップに参加する際の注意点の1つ目は、参加目的を明確にすることです。
インターンシップに参加する前に、インターンシップに参加する目的を考えることが大事です。
特に目的がなくて、インターンシップに参加すると、時間や体力の無駄になることが多いです。
「周りの人がインターンシップに参加しているから」という理由で、インターンシップに参加することをやめましょう。
注意点②:選考対策を行う
インターンシップに参加する際の注意点の2つ目は、選考対策を行うことです。
エントリーすれば、誰でも参加できるインターンシップがあります。一方で、インターンシップによって、ESやWebテスト、面接などの選考が実施されています。
人気な企業のインターンシップや採用直結インターンシップは、より厳しい選考を行っています。
志望するインターンシップに参加できるために、早めに選考対策を行いましょう。
注意点③:企業について調べる
インターンシップに参加する際の注意点の3つ目は、企業について良く調べることです
インターンシップを実施する会社の中には、学生を無料で使える目的で、インターンシップを行っている会社もあります。
インターンシップを利用して、学生を無料で働かせる企業を避けるために、企業について良く調べましょう。
まとめ
インターンシップに参加する一番目的は自分に合う業界や企業を探すことです。
インターンシップに参加することで、企業や業界の情報を収集し、就活の軸に合っているかを確認します。
企業の選考が本格的にスタートする前に、インターンシップに参加して情報を収集しましょう。