将来、グローバルな仕事をしたいけど、どんな業界に就職すればいいのかがわからい
中国語、英語、日本語などの言語力を活かして、仕事したい
日本で就職したい留学生の中で、「言語を活かせる仕事をしたい」、「将来、グローバルな人材になりたい」と考えている方は多いのではないでしょうか。
こんにちは、留学生の就活ナビ編集部のWURILAGAです。今回は、グローバルに働きたい留学生に向けて、グローバルに働くチャンスが多い業界を紹介します。
1.総合商社
総合商社は、日本人の就活生に人気な業界です。日本企業でグローバルを舞台にして働ける業界の一つが、総合商社です。
では、なぜ総合商社はグローバルに働くチャンスが多いのかを以下の図で説明します。
このように、総合商社は原料、商品等の資源を世界中から調達し、日本国内の企業に販売します。また、日本国内の商品や原料を世界各国に輸出することを行っています。
総合商社は日本や海外の橋渡し役としてビジネスを行っているので、世界中に拠点を持っています。
なので、総合商社では海外出張や滞在のチャンスが多いのです。
商社の仕事や業界動向を詳しく知りたい学生は「総合商社の動向とカラクリがよ~くわかる本」を読んで見てください。ここの本を読むことで商社のビジネスモデル、市場規模、仕事内容やキャリアーパスや主な企業などの情報を得ることが出来ます。
2.大手メーカー
多くのメーカーは中国、ベトナム等のアジア地域に工場や支店を持っています、
メーカーに入社すると、海外の工場や支店に転勤になり、海外営業や海外支店の管理などの業務に携わることがあります。
海外拠点に働くことになると、現地の取引先とやり取りしたり、工場の現場を管理したり等、現場の仕事も多いと思います。
実際に海外で働くことになっても、自分の想像していた海外転勤と違う所もあるので、入社前にしっかり確認しておいた方がいいです。
3.エネルギー業界(石油・ガス)
日本の石油・ガス等のエネルギー業界は資源を海外から調達し、国内に販売しています。なので、海外の企業との取引が欠けてはなりません。エネルギー会社の原料調達部門に配属されると、海外の取引先とやり取りする仕事が出来ます。
また、日本国内における高齢化と市場縮小の影響で、エネルギー業界は海外展開を行っているので、海外支店に転勤し、グローバルに働くチャンスもあります。
エネルギー業界について詳しく知りたい方に「エネルギー業界大研究」がオススメです。「エネルギー業界にどんな仕事があるのか」、「エネルギー業界の将来はどうなるのか」などの情報を知ることができると思います。
4.物流業界
日本への輸入や海外への輸出により、物流業界は国際物流サービスを行います。
国際物流では国内外における顧客の貨物の輸出入をサポートして、貨物の運送に関わる業務を行います。
世界中の港に拠点を持っているので、海外で働くチャンスもあります。
物流業界の業界研究を行いたい就活生に「物流業界の動向とカラクリがよ~くわかる本」がオススメです。
5.外資系企業
日本でグローバルなメンバーと一緒に働くことも、グローバルに働くパターンの一つだと思います。
多くの学生は「英語を活かして働きたい」、「多国籍の方と働きたい」ので、海外でグローバルに働きたいと考えているのではないでしょうか。
でも、海外に行かなくても、英語を使って、多国籍の方と働くことは可能です。
日本にある外資系企業に入社すると、社員の一定数が外国籍の方ですので、彼らと英語を話して働くことが出来ます。
まとめ
以上にて、グローバルに働くチャンスが比較的に多い業界をまとめました。
しかし、これらの業界に就職すれば、絶対に海外に行けるわけではありません。企業や配属先によって、グローバルな業務になかなか携われないこともあります。
一方で、これらの業界以外の仕事でもグローバルに働くチャンスもはもちろんあります。日本企業がどんどん海外進出しているので、グローバルで働くことも多くなっています。
最後にグローバルに働きたい学生にメッセージを送ります。
「グローバルに働きたい」を業界や企業選びの基準にすると、自分にある企業を選ぶことは難しいと思います。
まずは「自分にとってのグローバルに働くとは何か?」を考え、「グローバルに働くことを通して何をしたいのか」を明確にすると、自分に合う業界や企業を見つけることができるはずです。