絶望的だった私の就活

こんにちは、私はウリです。

「より多くの留学生が日本で就職できる社会」を作るために

頑張っている外国人です。

私は皆さんと同じように日本で就活し、

メンタルヘラヘラになった経験があります。

今回は、私の絶望的な就活経験について話します。

実は話したくないのですが、

皆さんも私のような経験をしないように全てを話します。

バイトばかり、日本語に自信がない「普通」な文系大学院生の私

多くの留学生と同じで、日本語学校で勉強した後、

私立大学の大学院に入学した。

日本語能力試験N1は合格したけど、

実際に話すのは得意じゃない。

周りには同じ国から来た留学生が多くて、友達もそう。

日本語学校にいた時、

うり
うり

大学に行ったら日本人の学生とたくさん交流できて、

日本語をもっと話せるようになるだろう

と思ってた。

でも、実際は違った。

ゼミや授業で少しは日本語を話せるけど、

それ以外の時間で日本人の学生と気軽に話すチャンスはほとんどない。

接客のバイトをしていて、日本語が少しは上達したけど、

それ以上は進まなくて、日本語の会話の勉強をサボってた。

そして、毎日、バイト、研究室、家を往復する忙しい留学生活を送ってる。

あっという間に就活の時期がきた

卒業後、帰国するか日本で就職するかで迷ってたけど、

結局日本で働くことにした。

その時、周りにはもう内定もらってる人もいて、

焦りを感じて就活を始めた。

ESに落ちまくって、やっと受けた面接で

緊張しすぎて、日本語がスムーズに話せなかった

悔しかったけど、面接慣れが大事だと思って、

「自己PR」、「学生時代に頑張ったこと」、「挫折経験」などの回答を

20個以上読み上げて頭に叩き込んだ。

次の面接で、「自己PRしてください」と言われて、

準備してた答えを出すチャンスだと思った。

でも、「私の強みは00で、バイト先で…」と言いかけたけど、

その先が出てこなくて、「えっと、なんか…」しか言えなくなっちゃった。

首をかしげる面接官をみて、めちゃくちゃ気まずくて、

その場から逃げ出したくなったよ。

予想通り、その面接は不採用だった。

その後、留学生の先輩に相談して、

いろいろアドバイスもらいながら、面接を続けていった。

不合格の事実は……

ある絶対に入りたい企業と出会った。

大手だし、自分の好きな仕事だったので、

絶対に内定を獲得したいと思った。

そして、企業研究や面接の練習を一所懸命にやったにもかかわず、

一次面接の翌日に、その企業からお祈りメールが届いた。

そんなに頑張ったのに、なぜ私がそんなにダメなのかと落ち込み

泣きそうになった、

でも、すぐに気持ちを断ち直して、面接官に「不採用の理由」を聞いてみたい思って

勇気を出してメールを書いた。

そしたら、面接官が「日本語レベルがまだ足りない」という事実を教えてくれた。

正直に言ってくれた面接官が良かった。

そこから、今の日本語レベルでは日本の企業は難しいと感じ、

まずは日本語の勉強をすることを決意した。

日本語は勉強すればいいものじゃないかも

日本語が上手になるため、

まずAmazonで日本語会話の本を何冊か買った。

しばらくの間、毎日その本を2時間勉強し、

日本語会話のフレーズを必死に覚えようとした。

しかし、実際に日本語を話す時には、覚えたフレーズを思い出せず、

日本語レベルの向上を感じることができなかった。

その結果、毎日勉強するモチベーションも失われてしまった。

そこで、やはり実際に話さなければダメだと思い、

日本人の友人を作るためにSNSを始めてみたが

変な人ばかりで、不安しか感じずに、やめた。

日本語の勉強がめちゃ楽しくなった….

「どうしたらペラペラになれるんだろう?」って悩んでいた時、

ネットでオンライン日本語会話室をを見つけた。

オンラインだし、無料体験レッスンがあるので、

試しに予約してみたら、色々な人と日本語を話せて、めちゃ楽しかった。

また学生の私にとって、料金がちょっと高かったが、

日本語会話力が上達し、

内定を取れることを考えると有難いなことでした。

最初は

うり
うり

続けるかな、上手になれるかな

と思って、不安でした。

でも、自宅や研究室にいながら、夜の時間に参加し、

日本語をたくさん話せて、楽しかった。

3ヶ月も続けたら、日本語レベルがグッと上がって、

面接にも自信を持って話せるようになりました。

半年以上やったら、同じ研究室の先輩に

先輩
先輩

ウリさんの日本語が入ってきた時より、

上手になったね

と言われて、嬉しかったです。

そして日本語会話を練習しながら、

就活を続けた結果、7月に理想な内定ももらえました。

内定を貰うのがかなり遅かったが、自分が入りたい企業でした。

これからもしばらく日本語会話室に参加していたけど、

経済的なことを考えて、一旦退会した。

でも、社会人になってから、再び開始しビジネス日本語を練習し始めた。

おかげさまで、仕事中日本語に困ったことがなく、

営業職のキャリアーをスタートできて、

その後に、転職で法人営業を担当するようになった。

日本語会話を練習して本当によかった….

私は日本語会話を練習していなかったら…

きっといつまでも毎日2時間以上日本語を勉強しても、

日本語会話が上達しないままだと思う。

日本語不足の原因がわからず、

日本企業に応募するだけ応募しているけれど、

落とされているかもしれません。

最後にビザを貰えば、どこでもいいからと、

ブラック企業に入社していたと思う。

この記事を見てくれているあなたが決してそうならないように

日本語会話力を身につけてほしい。

あなたの日本語が上手にならない理由は何だと思いますか?

教科書を買って、毎日2時間日本語を勉強しているけど、

日本語が間違っていたらどうしようと心配して、話せない

入社後に日本語が自然に上達するだろうと思う

そんな学生は当然ながら、日本語会話力が上達しません。

厳しく聞こえるかもしれませんが、

就活で日本語の壁にぶつけて絶望する前に、

「今」気づいてほしいです。

まだ、チャンスがあるあなたには、

私と同じ絶望を経験して欲しくないんです。

私が体験したことや、これまでサポートしてきた留学生の経験を元に、

外国人留学生のための就活をアポートしています。

日本人と競争し、優良な企業に内定を得るためには、

「今すぐ」行動しましょう。

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